現在テスト段階の総合レビューサービスVi-log。

視覚障害がある方にとっては便利な情報になるため、8月14日付で、閲覧数の多いレビューやリクエスト商品をランキングにしてまとめました。
まだまだ始まったばかりのサービス。
今後もぜひご期待ください。
- 第1位:MOBO Keyboard2 Bluetooth 5.1 日本語配列 USB-C 折りたたみ型 専用ケース兼スタンド付
- 第2位:オムロン電子体温計 けんおんくん MC-6800B
- 第3位:パナソニック 食器洗い乾燥機 Panasonic NP-TA2-W
- 第4位:ブラウン 電気シェーバーBRAUN Series9 9250CC-P
- 第5位:ロジクール ワイヤレスキーボード K480BK Bluetooth キーボード
- 第6位:ブレイルセンスオンハンドU2mini
- 第7位:骨伝導イヤホン オープンムーブ ワイヤレスヘッドホン防水 Bluetooth 5.1 イヤホン
- 第8位:スリーイーホールディングス キーボード Bluetooth ワイヤレス 折りたたみ式 テンキー搭載
- 第9位:三菱電機 レンジグリル「ジタング」ホワイト RG-HS1-W
- 第10位:音声付血圧計 エー・アンド・デイ H0636
- 番外編!
- まとめ
- 2026年に製品を選ぶチェックポイント
- 2026年版:ランキングを「買い物の答え」ではなく「質問集」として使う
- 購入前に整理したい7つの条件
- カテゴリー別・レビューで確認したいこと
- スクリーンリーダー対応は「使える・使えない」の二択ではない
- よいレビューの書き方:事実・評価・条件を分ける
- 通販で購入するときの安全確認
- 購入前の5分チェック
- よくある質問
- まとめ:ランキングの先にある「自分で選べる情報」へ
- 家電・支援機器選びを自分の状況に当てはめるワーク
- 情報を確かめる「三つの層」
- うまくいかないときの切り分け
- 問い合わせ文の例
- 家族や支援者と一緒に使うとき
- 公開情報を利用するときの注意
- 読後に行う15分のアクション
第1位:MOBO Keyboard2 Bluetooth 5.1 日本語配列 USB-C 折りたたみ型 専用ケース兼スタンド付
カテゴリー:PC・スマホアクセサリ
ボイスオーバーでも使えるBluetoothキーボードがレビューで人気となっています!

第2位:オムロン電子体温計 けんおんくん MC-6800B
カテゴリー:ヘルスケア
アプリとも連携できる体温計が人気です。

第3位:パナソニック 食器洗い乾燥機 Panasonic NP-TA2-W
カテゴリー:家電
食洗器が閲覧数では第3位。家事を効率化したいということが人気の背景なのかもしれません。

第4位:ブラウン 電気シェーバーBRAUN Series9 9250CC-P
カテゴリー:ヘルスケア
自動洗浄もできる髭剃りが人気です。見えなくても操作ができるというレビューコメントもあり、毎朝使う便利なものを探しているということなのかもしれません。

第5位:ロジクール ワイヤレスキーボード K480BK Bluetooth キーボード
カテゴリー:PC・スマホアクセサリ
持ち運びにはやや大きいそうですが、ボイスオーバーでも便利に使えるキーボードとのことです。

第6位:ブレイルセンスオンハンドU2mini
カテゴリー:視覚障害支援機器
点字ディスプレイも人気です。ただ、Amazonのリンクがないのが残念なところです。
第7位:骨伝導イヤホン オープンムーブ ワイヤレスヘッドホン防水 Bluetooth 5.1 イヤホン
カテゴリー:PC・スマホアクセサリ
安価で見えなくても操作できる骨電動イヤフォン。閲覧数も多いので、みんな探しているようです。耳に入れるタイプではないので、疲れも軽減できるとのこと。
第8位:スリーイーホールディングス キーボード Bluetooth ワイヤレス 折りたたみ式 テンキー搭載
カテゴリー:PC・スマホアクセサリ
再びBluetoothキーボードがランクイン!こちらは高価ですが、テンキーもついているのでとても便利とのこと。

第9位:三菱電機 レンジグリル「ジタング」ホワイト RG-HS1-W
カテゴリー:家電
音声読み上げがある電磁調理器も人気です。これら以外にもいくつかレビューがあります。

第10位:音声付血圧計 エー・アンド・デイ H0636
カテゴリー:ヘルスケア
血圧計などのヘルスケアもレビューでよく見受けます。音声で血圧を教えてくれるので、とても便利だということです。
番外編!
アクセサリーもレビューされていました。手に取ってから決めたいという方もいらっしゃると思いますので、参考までに。

まとめ
以上閲覧数の多い商品トップ10を紹介しました。
こうしてレビューやリクエストがされた商品について、皆さんに提供することで何かの役に立てばうれしいです。
実際にTwitterからもお礼の連絡もいただけました!
ほかにも、家電や日用品など多くの商品がレビューやリクエストされています。ツイッターでもお礼の連絡をいただけて、うれしく思っています。
ぜひ冬の本リリースをお楽しみに。
更新情報:このランキングは2022年8月時点のVi-log閲覧数を集計した記録です。順位は現在の人気や推奨度ではなく、掲載製品には販売終了・後継機・アプリ非対応の可能性があります。購入前に価格、在庫、保証、アクセシビリティを確認してください。
2026年に製品を選ぶチェックポイント
- 型番と発売年、現行品か後継品か
- 物理ボタンの形、触覚マーク、音声案内
- アプリのVoiceOver・TalkBack対応と初期設定のしやすさ
- 消耗品、修理、バッテリー交換の費用
- Wi-Fi停止時でも主要機能を使えるか
- 同じ見え方・支援技術を使う人の最新レビューがあるか
最新レビューはVi-logで製品名やカテゴリーから確認できます。過去レビューは、当時どの機能が評価されたかを知る資料として活用してください。
2026年版:ランキングを「買い物の答え」ではなく「質問集」として使う
ここまでの順位は、2022年8月14日時点でVi-logに集まった閲覧行動を記録したものです。4年後の2026年に同じ型番をそのまま薦める一覧ではありません。しかし、折りたたみキーボード、体温計、食器洗い乾燥機、シェーバー、点字ディスプレイ、骨伝導イヤホン、調理家電、血圧計という並びからは、視覚障害のある人が何に困り、どんな情報を必要としてきたかが見えてきます。
たとえばキーボードを探す人が知りたいのは、単に「Bluetoothで接続できるか」ではありません。電源スイッチを触って判別できるか、ペアリング先を音や触覚で確認できるか、VoiceOverやTalkBackを利用中でも入力が安定するか、配列を覚えやすいか、外出先で組み立てやすいかが重要です。過去ランキングを入口にして、自分の利用場面に必要な条件を言葉にする。これが失敗を減らす最初の一歩です。
購入前に整理したい7つの条件
- 使う場面:自宅、職場、移動中のどこで使うか。
- 確認方法:音声、触覚、点字、大きな文字のどれが必要か。
- 単独操作:初期設定、日常操作、エラー復旧まで一人で行えるか。
- 連携環境:iPhone、Android、Windows、Macのどれと組み合わせるか。
- 安全性:加熱、刃、薬事・健康データに関わる製品は誤操作を防げるか。
- 維持費:消耗品、アプリ、電池、修理、配送を含めた総額はいくらか。
- 相談先:メーカー窓口や販売店が、型番を示して質問したときに具体的に答えられるか。
カテゴリー別・レビューで確認したいこと
| カテゴリー | レビューで確認する質問 | 実機で確かめたい点 |
|---|---|---|
| キーボード | 配列、切替操作、読み上げとの相性 | キーの境界、折り畳み部、接続復帰 |
| 健康機器 | 測定値の音声化、アプリの読み上げ | 腕帯やセンサーの装着、履歴確認 |
| 調理・家事家電 | ボタン順、音、エラー時の案内 | 高温部、運転状態、清掃方法 |
| イヤホン | 周囲音との両立、遅延、物理ボタン | 装着感、音漏れ、屋外での安全 |
| 点字機器 | 対応OS、点字表、保存形式 | セルの感触、キー配置、修理体制 |
スクリーンリーダー対応は「使える・使えない」の二択ではない
2026年現在も、同じアプリであってもOS、端末、アプリ版、設定によって操作感は変わります。AppleはVoiceOverを画面上の情報を音声や点字で説明する機能として案内し、GoogleはTalkBackをAndroidに組み込まれたスクリーンリーダーとして案内しています。したがってレビューには「VoiceOverで使えた」だけでなく、端末名、OS、アプリ版、読み上げられなかったボタン、回避方法、試した日付まで書くと価値が高まります。
よいレビューの書き方:事実・評価・条件を分ける
レビューを書くときは、①確認できた事実、②自分の評価、③利用条件の順にすると伝わりやすくなります。たとえば「電源ボタンは本体右側にあり、短く押すと音が鳴った(事実)。運転開始を確認しやすいと感じた(評価)。全盲で音声を主に使う私が、静かな自宅で確認した(条件)」という形です。逆に「誰でも簡単」「絶対安全」と断定すると、見え方や経験の違う読者を置き去りにします。
うまくいかなかった点も重要な情報です。「初回だけ家族にQRコードを読んでもらった」「アプリ更新後にボタン名が読まれなくなった」「メーカーに確認したら本体のみでも測定できた」など、つまずきと解決まで残せば、次の人が準備できます。
通販で購入するときの安全確認
消費者庁は、通販では事業者の所在地・連絡先・評価、配送条件、キャンセル・返品条件などを事前に確認するよう案内しています。レビューの高評価だけで決めず、メーカー公式の現行型番、保証対象、リコール情報、販売者を確認してください。特に健康機器や加熱家電は、読み上げの便利さと製品自体の安全性を分けて判断する必要があります。
購入前の5分チェック
- 型番をメーカー公式サイトで検索する。
- 取扱説明書を開き、見出し移動とテキスト検索ができるか試す。
- 「型番+VoiceOver」「型番+TalkBack」「型番+全盲」など、自分の条件を足して体験談を探す。
- 返品条件と初期不良の連絡先をメモする。
- 迷う点をVi-logの質問や販売店への問い合わせで具体化する。
よくある質問
2022年の第1位なら、2026年にも一番おすすめですか?
いいえ。この順位は当時の閲覧数の記録です。現行品、後継機、利用中のOS、必要な支援機能を確認して選んでください。
レビューが一件あれば購入して大丈夫ですか?
一件の体験は有力な手掛かりですが、利用条件が自分と同じとは限りません。公式仕様、複数の体験、返品・保証条件を組み合わせて判断しましょう。
視覚障害者以外のレビューも役立ちますか?
役立ちます。耐久性、電池、清掃、サポートなど共通情報があります。一方、操作のアクセシビリティは、見え方や支援技術が近い人の記録を重点的に確認してください。
まとめ:ランキングの先にある「自分で選べる情報」へ
2022年のランキングが教えてくれるのは、人気商品の名前だけではありません。「見えなくても接続できるか」「測定値を自分で確認できるか」「安全に家事ができるか」という、生活上の切実な問いです。2026年の読者は、その問いをチェックリストに変え、公式情報と当事者レビューを照合し、自分の条件に合う製品を選んでください。そして使った後は、成功だけでなくつまずきや条件もVi-logへ残す。その一件が、次に迷う誰かの判断材料になります。
家電・支援機器選びを自分の状況に当てはめるワーク
ここまで読んで「参考にはなったが、自分の場合に何をすればよいか分からない」と感じる人もいるでしょう。情報を行動へ変えるには、視覚障害のある人が製品を購入するという前提を一度言葉にし、型番、操作、安全、費用を一つずつ分けて考えます。次の欄をメモ帳へコピーし、分かるところだけ書いてください。空欄が残った部分が、公式窓口や経験者へ確認する質問になります。
【実現したいこと】いつ、どこで、何をしたいか
【自分の条件】見え方、使用する支援技術、同行者、予算
【すでに確認したこと】公式情報、説明書、体験談
【まだ分からないこと】操作、安全、費用、支援の範囲
【最初に試すこと】今日できる小さな行動
【中止・相談の基準】無理をせず専門窓口へ切り替える条件
情報を確かめる「三つの層」
第一層は公式情報です。制度、仕様、料金、営業、対応OSなど、変更される事実を確認します。第二層は当事者の体験です。実際にどこで迷い、どんな工夫で進めたかを知ります。第三層は自分での確認です。同じ障害名でも、見え方、端末、経験、家庭環境は異なります。公式情報だけでは生活場面が見えず、体験談だけでは現在の仕様を保証できません。三つを重ねることで、判断の精度が上がります。
確認日を残すことも重要です。「2026年8月に公式ページで確認」「2024年の本人の体験」「自分はiPhoneとVoiceOverで試した」のように、事実の時点と条件を区別します。後で内容が変わっても、どこを再確認すべきか分かります。
うまくいかないときの切り分け
- 環境:時間、場所、通信、混雑、同行者の有無を確認する。
- 道具:端末、アプリ、製品、資料の版や設定を確認する。
- 手順:どの操作まではでき、どの操作で止まったかを一文にする。
- 情報:説明が画像だけ、固有名詞が不明、条件が省略されていないかを見る。
- 支援:自分で続けるか、家族、スタッフ、公式窓口、専門職へ相談するかを決める。
「全部できない」とまとめず、最後に成功した地点を見つけます。たとえば接続まではできたが、状態確認の音が区別できない、という地点まで具体化します。この記録を相手に伝えれば、同じ説明を最初から繰り返す負担も減ります。
問い合わせ文の例
公式ページを確認したうえで質問します。私は視覚障害があり、音声読み上げを利用しています。〇〇を行いたいのですが、△△の工程で表示内容を確認できません。利用環境は□□です。代替手順、事前に依頼できる支援、当日相談できる窓口があれば教えてください。回答の対象となる版・日付もお願いします。
相手に障害の一般論を説明してもらうのではなく、実現したい行動と止まった工程を伝えます。回答は担当者名と日付とともに保存し、重要な内容は当日に再確認してください。
家族や支援者と一緒に使うとき
支援する側は、本人に代わって結論を決める前に、選択肢と客観情報を伝えます。「こちらがよい」ではなく、「Aはこの条件、Bはこの条件。どこを詳しく知りたい?」と尋ねます。本人も、すべてを一人で行うことだけを自立と考えず、必要な部分へ具体的に支援を組み合わせられます。主体が本人にあることと、援助を受けないことは同じではありません。
公開情報を利用するときの注意
ブログ、SNS、口コミは貴重ですが、投稿者の条件、確認日、広告・提供の有無が分からない場合があります。強い断定や不安をあおる表現だけで判断せず、一次資料へ戻ります。通販では消費者庁の注意喚起、仕様はメーカー、支援技術はOS提供元を確認します。個人の体験を否定する必要はありませんが、一つの体験をすべての視覚障害者へ当てはめないことが大切です。
読後に行う15分のアクション
- この記事から自分に関係する項目を三つ選ぶ
- 公式サイトを一つ開き、更新日と条件を確認する
- 分からない点を一問だけ文章にする
- 家族・窓口・経験者のうち誰に聞くか決める
- 確認した日と答えをメモし、次の人へ伝えられる形にする
情報が古いと分かったら、記事全体を無視すべきですか?
いいえ。出来事と本人の経験は当時の記録として価値があります。現在も変わり得る制度・価格・仕様だけを公式情報で更新し、体験から得られる判断軸と分けて読みます。
自分と違う見え方の人の工夫も使えますか?
そのまま再現できなくても、質問の作り方、道具の定位置化、工程の分割、支援依頼など応用できる部分があります。違いを消さず、何が共通し何が異なるかを確認してください。


