この記事でわかること
ワードウルフの基本ルール、視覚障害者が音声読み上げを使ってお題を確認する方法、見える人と見えない人が一緒に遊ぶときの注意点がわかります。
ワードウルフは、参加者の中で少数の人だけに異なるお題が配られ、会話から少数派を推理するゲームです。スマートフォン1台でも遊べるため、友人や家族が集まる場やオンライン通話でも楽しめます。
この記事では、With Blindのメンバーが音声読み上げ機能を使って遊んだ体験をもとに、基本ルールと工夫を紹介します。アプリの読み上げ対応は、OS・アプリ・バージョンによって変わるため、遊ぶ前にお題やボタンが読み上げられるか確認してください。
ワードウルフは会話中心で遊べる推理ゲーム

直接会えるときは、人狼ゲームとかトランプとかで遊べたよね。

(友人妻)
オンラインでも一緒にできるゲームもあるかな?探してみよう!
新型コロナウイルスの自粛でオンラインで飲み会やゲームをしている方も多いと思います。
私たちはゲームをすることが大好きなので、人狼ゲームやトランプで遊ぶことが多かったのですが、視覚障害者であるよーすけは画面が見えないため、多くのゲームをそのまま実施することができません。
そこで、スマホの読み上げ対応アプリを探し探し・・・・
『ワードウルフ』を見つけました!
オンラインで遊べるかつ、視覚障がい者などが使うボイスオーバーなど、スマホの読み上げ機能に対応しているアプリです。

「みんなでワードウルフ」の提供状況【2026年確認】
この記事で使用したiPhoneアプリ「みんなでワードウルフ」は、2026年8月時点でも日本のApp Storeで無料配信されています。App Store上の最新バージョンは3.1、更新日は2020年6月21日です。
一方、App Storeのアクセシビリティ欄には、開発者が対応機能をまだ申告していないと表示されています。With Blindが2020年にVoiceOverで遊べた体験はありますが、現在のiOS、端末、アプリ画面で同じように動くことを保証するものではありません。
スマホの音声読み上げ機能
視覚障害者も楽しめるスマホアプリでは、スマホでの音声読み上げに対応したアプリであることが必須です。
スマートフォンには表示される文字を音声で読み上げてくれる、音声読み上げ機能というものがついています。
メールやLINEでは問題なく使用できますが、ゲームアプリでは非対応なものも多々。
まだまだ、アクセシビリティが整っていないのが現状です。
iPhone・iPadにはVoiceOver、AndroidにはTalkBackが搭載されています。基本的な目的は似ていますが、ジェスチャー、読み上げ方、アプリとの相性は異なります。
◆iPhone→VoiceOver(ボイスオーバー)
◆Android→TalkBack(トークバック)
基本的にはどのスマホにも付いている機能なので、見える人も一度試してみるのもおすすめですよ!

ワードウルフの遊び方
今回見つけたワードウルフは「人狼ゲーム」に似ていますが、遊び方やルールは異なります。

(友人)
『指定されたお題について話し合う中で、”みんなとは異なるお題”を与えられた少数派の人(ワードウルフ)を探し出すゲーム』がワードウルフだね。
例えば、4人のうち3人には「滑り台」というお題が与えられている中、1人だけ「ジャングルジム」というお題が与えられるケースでは「ジャングルジム」のお題を与えられた人がワードウルフということになります。
ワードウルフになった人は自分でも最初はわかりませんが、ゲーム中に会話を進めていく中で、自分が少数派ということに気が付かなければいけません。
逆に多数派の人は、自分のワードを少数派にバレないようにします。
ヒントを与えすぎず、少数派をあぶり出していきます。

話し合いを進めたのち、時間になったら誰が少数派かを投票する流れ。
読み上げ機能にも対応していること、また、会話でワードウルフを探し出すので、見えても見えなくても遊べるゲームですね♪
投票の結果、ワードウルフに票が集まった場合は、多数派に与えられていたお題をワードウルフが回答します。
その回答が当たりであれば、ワードウルフの勝利!
外れの場合は、多数派の勝利!
もちろん、ワードウルフ以外の人に票が集まった場合も、多数派の人が勝ちです。
視覚障害者と一緒に遊ぶときのチェックポイント
- ゲーム開始前に、ルーム作成、名前入力、お題、投票ボタンが読み上げられるか確認する
- 画面を見せずにお題を確認できる方法を、本人と相談する
- 制限時間と投票開始を音声でも伝える
- アプリ操作が難しい場合は、進行役が個別にお題を送る方法も検討する
- オンラインでは、ルームの公開・非公開設定と参加者を確認する
アクセシビリティは「このアプリなら必ず大丈夫」と決めつけず、参加者が使う端末と設定で事前に試すのが確実です。お題を個別のテキストメッセージで送れば、特定のアプリに頼らず、通話だけでもワードウルフを遊べます。
実際にやってみよう!

これでルールもわかったね!
お題もちゃんとボイスオーバーで読み上げるみたいだから早速やってみよう!
音声読み上げに対応したアプリを選び、画面を他の参加者に見られないようにお題を確認できれば、見える人と見えない人が同じゲームに参加できます。操作で困る場合は、本人に確認しながら読み上げ方法やスマートフォンの渡し方を調整しましょう。
実際に遊んでいる様子はこちらの記事でまとめています▼▼


