VisionGuideの使い方完全ガイド|同行援護・居宅介護の依頼から利用確認まで

白杖を使う男性とガイドが街を歩くVisionGuide使い方ガイドのアイキャッチ アプリ紹介

「同行援護を使って出かけたいけれど、誰にどう頼めばいいか分からない」「依頼文を書くのが難しい」「ガイドとの予定や連絡をまとめて管理したい」。VisionGuide(ビジョンガイド)は、そんな悩みを持つ利用者と、資格や経験を持つガイドをつなぐ、With Blindの支援サービスです。

この記事では、初めて使う方が迷わないように、登録前の準備、依頼の作り方、募集・指名・提案の確認、メッセージ、スケジュール、利用後の確認までを順番に説明します。すでに利用中の方に役立つ依頼文の例や、安全に使うためのチェックポイントもまとめました。

先に大切なこと:VisionGuideは、制度上の申請や自治体の支給決定そのものを行うサービスではありません。同行援護や居宅介護を障害福祉サービスとして利用する場合は、お住まいの市区町村への申請、受給者証、サービス提供事業所との契約などが必要です。利用できる内容や時間は、支給決定や個別支援計画、地域・事業所の運用によって異なります。

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VisionGuideとは

VisionGuideは、視覚に障害のある方など支援を必要とする人と、ガイドをつなぐサービスです。主に次の場面を支援します。

  • 同行援護:買い物、通院、役所、趣味、文化活動、旅行などの外出
  • 居宅介護:調理、掃除、洗濯、整理など自宅での生活
  • 就労に関する支援:通勤、会議、資料確認など働く場面

厚生労働省は、同行援護の内容を、外出時の移動に必要な情報提供(代筆・代読を含む)、移動の援護、排せつ・食事など外出時に必要な援助と説明しています。居宅介護は、入浴・排せつ・食事などの介護、調理・洗濯・掃除などの家事、生活に関する相談や助言などを行う障害福祉サービスです。

VisionGuideでは、依頼作成からガイドとのやり取り、予定、利用実績までを一つの場所で管理できます。

できること

1. 話した内容から依頼を整理する

「いつ、どこへ、何のために行きたいか」を文章にするのが難しい場合は、AIを使って依頼内容を整理できます。音声入力と組み合わせると、長い文章をキーボードで入力する負担も減らせます。

AIが作った文章は、そのまま確定せず、日時、場所、待ち合わせ、支援内容、帰宅予定を必ず読み直してください。特に駅名、施設名、日付、午前・午後は間違いが起こりやすい項目です。

2. ガイドを募集・指名する

依頼を公開して対応できるガイドを募る方法と、希望するガイドを指名する方法があります。毎回同じ人を希望する場合と、新しい候補を探したい場合で使い分けられます。

3. ガイドからの提案を確認する

応募や提案が届いたら、対応できる日時、支援内容、待ち合わせ方法などを確認します。不明点は決定前にメッセージで質問しましょう。

4. 予定と連絡をまとめて管理する

確定した予定はスケジュールで確認でき、ガイドとの連絡はメッセージにまとめられます。電話や複数のアプリに情報が分散しにくいため、後から確認しやすくなります。

5. 実績時間と利用者負担額を確認する

利用後は実績時間や利用者負担額を確認できます。受給者証の支給量や事業所の記録と見比べ、疑問があれば早めに事業所へ問い合わせてください。

初めて使う方の流れ

ステップ1:制度利用に必要な手続きを確認する

障害福祉サービスとして同行援護・居宅介護を利用する場合、一般的には次の流れです。

  1. 市区町村の障害福祉担当窓口または相談支援事業所へ相談する
  2. 利用申請と必要な調査を受ける
  3. サービス等利用計画案を作成する
  4. 支給決定後、受給者証を受け取る
  5. サービス提供事業所と契約し、個別支援計画を確認する

自治体や状況によって手続きが異なるため、最初に「同行援護を使って、買い物や趣味の外出をしたい」など、目的を具体的に伝えると相談が進みやすくなります。

ステップ2:利用者として登録する

VisionGuideの「利用者として登録する」から必要事項を入力します。登録後はマイページで、連絡先や支援に必要な情報が正しいか確認してください。

安全のため、不特定多数に見せる必要がない病歴、暗証番号、カード番号、細かすぎる個人情報は依頼本文に書かないでください。支援に必要な情報は、事業所のルールに沿って適切な範囲で共有します。

ステップ3:新しい依頼を作る

依頼には、最低限、次の内容を入れます。

  • 希望日と開始・終了時刻
  • 出発地、待ち合わせ場所、目的地
  • 外出や支援の目的
  • 必要な支援(移動、代読、買い物、食事、トイレなど)
  • 白杖・盲導犬の利用、見え方、歩く速度など
  • 雨天時や遅延時の対応
  • 帰宅または終了場所

#### 依頼文の例

9月15日10時から14時まで、JR千葉駅中央改札で待ち合わせを希望します。駅から美術館へ移動し、館内で作品解説の代読と移動支援をお願いします。白杖を使用しています。階段よりエスカレーターを希望します。昼食を取る可能性があります。14時にJR千葉駅中央改札へ戻って終了予定です。雨天でも実施します。

「買い物を手伝ってください」だけでは、ガイドが所要時間や必要な支援を判断しにくくなります。目的、場所、時間、してほしいことを分けて書くのがコツです。

ステップ4:募集・指名・提案を確認する

依頼を出した後は「提案を見る」で内容を確認します。次の点を比べましょう。

  • 希望日時に対応できるか
  • 依頼した支援内容を理解しているか
  • 待ち合わせ場所を具体的に決められるか
  • 事業所の契約や資格・対応範囲に問題がないか

条件が合わないときは、無理に決めず、日時や依頼内容を見直す方法もあります。

ステップ5:メッセージで最終確認する

前日までに、待ち合わせ場所、開始時刻、連絡方法、服装や目印、天候、持ち物を確認します。駅の場合は「改札前」だけでなく、「中央改札を出た正面の案内板付近」のように具体化すると会いやすくなります。

ステップ6:当日の支援を受ける

開始時に、今日の予定と終了時刻、歩行時の合図、体調を短く共有します。利用中に希望が変わった場合も、遠慮せず言葉で伝えましょう。安全に関わる場面では、ガイドと事業所の判断を優先します。

ステップ7:利用後に実績を確認する

終了後は、実績時間、内容、利用者負担額を確認します。予定と違う点がある場合は、記憶が新しいうちにメッセージや事業所への連絡で確認してください。

すでに使っている方の便利なティップス

よく使う依頼は「型」を作る

通院、買い物、通勤など繰り返す依頼は、自分用のテンプレートを作ると入力漏れを減らせます。「日付」「開始時刻」「終了時刻」「待ち合わせ」「目的地」「今回だけ違う点」を毎回更新します。

一つのメッセージに一つの確認事項を書く

長い文章に複数の質問を入れるより、「待ち合わせ」「持ち物」「時間変更」を分けると、回答漏れを防げます。件名や文頭に「確認」「変更」「緊急ではありません」などを入れる方法も有効です。

変更履歴を残す

電話で時間を変更した場合も、メッセージで「本日のお電話のとおり、開始を10時から10時30分へ変更」と残すと、利用者・ガイド・事業所で認識をそろえやすくなります。

支援の好みを具体的に伝える

「見えにくいです」だけでなく、「段差の直前に声をかけてほしい」「右側に立ってほしい」「商品名と価格を順に読んでほしい」など、行動で伝えます。初回の依頼では特に役立ちます。

スクリーンリーダー利用時は見出しで移動する

ページ内は見出しやリンクを使って移動すると、目的の機能へ早く到達できます。入力後は、フォームの先頭から読み直すだけでなく、エラー表示や未入力項目にも移動して確認しましょう。

ガイドとして使う方へ

ガイド登録後は、対応できる依頼の確認、応募・提案、スケジュール、利用者とのメッセージ、実績の確認をまとめて行えます。

提案時は「対応できます」だけでなく、対応可能な時間、待ち合わせの提案、経験のある支援、確認したい点を簡潔に伝えると、利用者が判断しやすくなります。利用者の見え方や希望は一人ずつ異なるため、過去の経験だけで決めつけず、本人に確認してください。

安全に使うためのチェックリスト

依頼前

  • 受給者証の有効期限と支給量を確認した
  • 事業所との契約・利用できる支援範囲を確認した
  • 日時、場所、目的、終了予定を入力した
  • 体調や移動上の注意を必要な範囲で共有した

前日

  • 待ち合わせ場所と連絡方法を確認した
  • 天候、交通機関、持ち物を確認した
  • 変更がある場合はメッセージに記録した

当日・利用後

  • 開始時に予定と終了時刻を確認した
  • 緊急時は事業所のルールに従った
  • 実績時間と利用者負担額を確認した

よくある質問

受給者証がなくても登録できますか

登録条件と、障害福祉サービスとして実際に支援を受けるための条件は分けて確認が必要です。同行援護・居宅介護の制度利用には、原則として自治体の支給決定や受給者証、事業所との契約が関わります。まずWith Blindまたは市区町村の窓口へ相談してください。

通院や買い物以外にも使えますか

同行援護は、移動に必要な情報提供や移動の援護などを行うサービスです。趣味、文化活動、余暇、社会参加などでも利用できる場合があります。ただし、個別の外出目的が対象になるかは支給決定や事業所・自治体の運用によるため、依頼前に確認してください。

急な予定でも依頼できますか

ガイドの空き状況や事業所の調整が必要です。直前ほど対応が難しくなるため、分かった時点で早めに依頼し、急ぎであることを明記してください。

ガイドが見つからない場合はどうしますか

日時の幅を広げる、開始・終了場所を見直す、依頼内容を具体化する、早めに募集する方法があります。事業所やWith Blindへの相談も検討してください。

AIが作った依頼文はそのまま使えますか

下書きとして便利ですが、最終確認は利用者自身が行います。日時、固有名詞、待ち合わせ場所、支援内容、個人情報を必ず読み直してください。

まとめ

VisionGuideは、支援を依頼する人とガイドをつなぐだけでなく、依頼、提案、予定、連絡、利用実績を一つの場所で管理できるサービスです。初めての方は、制度上の手続きを確認したうえで、「いつ・どこで・何を・どのように支援してほしいか」を具体的にすることから始めてください。

  • 支援を受けたい方:VisionGuideの利用者登録へ
  • ガイドとして活動したい方:VisionGuideのガイド登録へ
  • 制度や利用方法に迷う方:With Blindのお問い合わせへ

※制度・費用・利用範囲は、自治体の支給決定、受給者証、契約事業所、個別支援計画などにより異なります。最新情報は市区町村、相談支援事業所、サービス提供事業所へご確認ください。

参考資料

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この記事を書いた人

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